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島原地方の凍豆腐の製造は、大宝元年(701年)に雲仙が山岳仏教の聖地として開かれ、開祖となった僧によって製法が伝えられたのがその由来であると言われている。

 気候・風土・水質が凍豆腐製造に適したため定着した。雲仙は山岳仏教の聖地から、時を経て温泉保養地にと変貌を遂げるが、この変換の過程で派生した旅籠へ凍豆腐の製法が伝わり島原半島に伝播していくこととなった。明治、大正期には旅籠の内職として造られてきたが、昭和に入って雲仙周辺地区の農家に広まり島原一円に売られるようになった。

 戦前には製造業者も多く、一時は180名を超えるほどの盛況であったと言われるが、戦争により事業が中断し、現在では島原市及び有明町の5社で生産されている。

 厳選された大豆を用い、島原の清冽な水で磨き上げられた「雲仙凍豆腐」は、健康にも良いと言われる植物性タンパク質をたっぷりと含んだ自然食品であり、手作り、無添加食品として独特の風味を持っている。厳選された大豆を使い島原の清冽な水で磨き上げられた手作りの食品。歴史は古く、大宝元年に雲仙が山岳仏教の聖地として開かれたとき、開祖により製法が伝えられたと言われている。タケノコなどの山菜と炊き合わせた煮物は島原地方の郷土料理の一つ。





湯干大根は健康食品としてその地位を確立している。
 大根を千切りにした上に湯がき、西海地方特有の秋から冬にかけて吹く北西の季節風を利用して乾燥させる独特の手法で、自然の厳しい西彼杵郡西海町、面高地区・五島列島で生産されている。

 この湯干し大根に人参、ひじきをミックスしたのが五島三菜と呼ばれる商品。五島三菜は、古くから富江町で生産されてきたゆでぼし大根が、過剰生産から生産調整に入ったのを契機として五島農業協同組合で開発された。ゆでぼし大根・人参・ひじきをそれぞれ7:2:1の割合で混ぜ合わせたもので、白、赤、黒の三色が見た目に鮮やかな自然・健康食品である。
保存性に富むことから最近の健康ブームに乗って販売金額も順調に伸びている。栄養価の高い保存食として古くから西彼杵半島、五島列島で作られている。





椿は一般に暖地の海岸や島などに多く生息し、日本では伊豆大島、高知県足櫂岬、五島列島、対馬に群落が見られる。わが国の椿油の産地は、伊豆大島地域と五島列島であるが、生産量は伊豆大島が突出している。

 長崎県の生産量は約11キロリットルで、髪油、シャンプーの原料などに利用されている。椿油オレイン酸の含有率が極めて高く、リノール酸が少ない。
 オレイン酸は皮膚や皮下組織、消化器内で浸透吸収が早く栄養価が高い。リノール酸は空気中で酸化、乾燥しやすいとされており椿油はこれらの主成分からみると毛髪用、食用、機械油用、石けん製造などに最も優れた適性を有していると言われる。また、油粕に含まれるサポニンは水溶性で発砲するので洗髪用として利用価値が高い。

 五島では古くから椿油の生産が盛んで、調理油、整髪料として利用されてきたが、菜種油、オリーブ油等が大量安価に市販されるようになり、又、整髪料も化学製品である流動パラフィンやシャンプーなどの普及により生産が落ち込んでしまった。
しかし、昭和40年代に入って、天然素材が見直されるようになり、特に椿油が整髪料の原料として利用されるようになったことなどから需要復活の兆しが見られ、昭和49年には公的な椿油製造工場も新設された。幻の「玉之浦椿」の発祥の地である五島は、椿の育成に適した土地である。整髪油や調理油として利用され、五島の特産品である「五島手延べうどん」にも使用されている。天然素材が見直されている今、ドレッシングなどの新商品なども開発されている。





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