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長崎県のひじきは品質、生産量ともに全国随一であると言われているが、中でも対馬産のひじきは質・量ともに日本一との評価を得ている。
本県産のひじきは、これまで素干品が主に三重県に出荷され、出荷先で煮ひじき等に加工され、市場に出廻っていた。
本県は長らく原料供給地に甘んじていたが、平成4年度に美津島町の第3セクター(株)対馬物産開発が加工工場を新設し、干ひじきとして市場に出荷する態勢が整った。 





岩のりの一種の深い緑色をした海の香りが漂う海藻で、2月下旬から4月上旬頃採れる。

 乾燥した状態で流通しており、食する際は、ひとつまみを1人分として水に戻し、味噌汁、うどんなどに添える。また、酢の物や佃煮などにも使用できる。





昆布化の一種。ヨード含有量は海藻随一といわれ、繊維質も多く含まれている。
 これを天日で干しあげた後、粉砕したものを粉かじめという。汁物に入れ、とろみのあるかじめ汁として食したり、熱い御飯にかけて醤油を垂らしてかじめ御飯として食する。





刈り取ったわかめは褐色がかった濃い緑色だが、湯に通すといっぺんに鮮やかな緑色になる。

 この後、塩をまぶして脱水し塩蔵わかめなどの各種製品に加工される。このわかめの成分で最も注目されるのは食物繊維。水に溶けないセルロースは腸の働きを整え、便秘を防ぐ。一方、水溶性のアルギン酸は塩分を体内に排出する働きがある。




名前には知名度がないが、多くの人が見たことがある海藻の一種。古くから刺身のつまなどに使用されていて最近は、海藻サラダなどでも定番になってきている、赤、青、白の色鮮やかな海藻。

 「とさかのり」という名前は、葉の縁に鶏のとさかのような凹凸があることによって名付けられた。製品として見かける乾燥品や塩蔵品の「赤とさか」「青とさか」「白とさか」の3色のとさかのりは、実は、もともと1種類の海藻を原料として作られている。
 原料となる海藻は、紅藻類に属していて、くすんだ紫色をしているが、それぞれ別の工程を経て加工される。

 「赤とさか」について・・・ 海から上がった海藻を天日で干す。そうすると、くすんだ紫色だった海藻が鮮やかな赤色に変化していく。
その後、洗浄して乾燥させたものが「乾燥赤とさか」で塩漬けしたものが「塩蔵赤とさか」となる。

 「青とさか」について・・・くすんだ紫色のとさかのりにアルカリ処理をすることによって色が緑色に変化する。この処理は、消石灰に2週間から4週間漬けます。そしてその後、充分に洗浄をして乾燥させると「乾燥青とさか」の完成となる。

 「白とさか」について・・天日干しとアルカリ処理を、白くなるまで数回繰り返すと、やがて海藻は脱色されて真っ白な「白とさか」へ変化する。

 このように、海の中ではくすんだ紫色の「とさかのり」が、自然の恵みと人間の知恵によって「赤とさか」⇒「青とさか」⇒「白とさか」の順で色鮮やかな3種類の「とさか」へと生まれ変わっていく。




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