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正月に食べる長崎の雑煮のダシは飛魚でとられていたが、利用方法が難しく、一般向きではなかった。

粉末にして一回の使用量を袋詰めしたものに改良してパック詰めにした商品が「五島あごじまん」である。
飛魚は鮮魚としては価値が低いため、大部分が加工用に廻されるが、加工方法もこれまでは焼いて調味料にするか、塩干(塩アゴ)しか方法がなかった。

また、焼アゴは調味料として味に関する声価は高かった反面、利用方法が一般向きでなく、常日頃使い慣れた地元の人以外には、どんな用途で、どのように使ったらよいのか非常にわかりづらい、という欠点があった。

これを誰でも手軽に使えるように粉末にし、一回の使用量をパック詰めにした商品が「五島あごじまん」である。
昭和59年に製品化されて以来、販売金額は飛躍的に伸びており、上五島の地場産品となっている。


海に囲まれ自然が豊富な長崎では、離島が多く各地で自然塩が製造されている。

美しく清潔な環境の中で製造された天然塩は固まりにくく、ミネラルのバランスがよい自然塩は味がまろやかで料理に使用すると素材の色や味を引き出す特徴を持つことなどから需要も拡大傾向で供給体制も拡大の方向へ向かっている。

工業的に作り出された塩とは違い、微妙な旨味が塩味の中に隠されているのが特徴。
一般的に粒は粗く、そのまま食すと歯ごたえがある塩である。

今では単なる「塩」だけではなく、その中に梅肉や海藻エキス、胡椒・胡麻などを混合した「ブレンド・ソルト」も見かけられるようになった。
天ぷらにつけて食べると絶品である。