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青い海に緑をちりばめた西海・九十九島。

国立公園に指定された日本有数の名称地であるこの九十九島の島影をピーナッツに映し、縁起の良い亀甲六角形の海に浮かべたのが九十九島せんぺい。
ぱりっとした歯ざわりとピーナッツの風味が独特の西海銘菓。甘味のある亀甲形のせんべいで、ピーナッツが入っているのが特徴。


島原藩主より代々湯守役を拝受していた本多西男翁が欧州旅行の途中、ドイツのバーデン・バーデン温泉を訪れた折、源泉を利用して焼菓子が製造されているのを見学した。
帰国後の明治24年(1891年)小浜温泉の湯を利用した「湯せんべい」を考案し販売するようになった。これ以後、卵・砂糖・小麦粉を温泉水で程よく伸ばし、せんぺいを焼いたのが、名物湯せんぺいのはじまりと言われている。

小浜のお湯はちょっぴり塩味。それが隠し味になって、程よい甘さを産み出しているといわれている。
中国伝来の菓子で、その名の通り、ひとくち口に含めば香ばしい香りが広がるお菓子である。
その昔、長崎港に向かう唐人船が濃霧の為誤って茂木港に入港し伝えられたといわれている。
海外より伝えられた菓子は貿易港であった平戸や長崎を中心に広がっていったものがほとんどであるが、この菓子だけは長崎郊外の茂木が発祥の地である。現在でも創業弘化元年(1844年)という老舗が茂木にある。

小麦粉と唐あくをこねて作った皮に水あめ・蜂蜜・砂糖などの練り餡を入れて焼くと膨れ上がり、中に空洞ができる。冷ますと外皮は堅くなり、餡が溶けて飴状になり内側にくっついてしまう為、独特の歯ごたえを持つお菓子となる。