
甘古呂餅は、サツマイモの天日干しと餅をつき合わせた素朴なお菓子。熱してアツアツのものをいただきます。濃厚な舌触りと口いっぱいに広がる甘味は長崎県で古くから親しまれており、子どもから年輩の方にまで幅広い人気があります。
伊達本舗の甘古呂餅は、五島や崎戸近辺で収穫されたサツマイモが主原料となります。
収穫時期に契約農家で甘古呂(かんころ…干し芋の事)の状態にしたものを入荷し、1年分を冷凍保存して適宜使います。餅米、砂糖も厳選素材を使用。保存料は一切使わず、無添加・無着色で製造しています。
1cm、2cm程にカットしオーブン・電子レンジ・フライパン等で20~30秒程温めてお召し上がりください。また、カットした面にでんぷん粉をまぶしてこげ目のつく程度軽く焼くと素朴な香ばしさが味わえます。
伊達本舗の創業は1910(明治43)年、甘古呂餅の製造を始めたのは1942(昭和17)年になります。
戦後、1952(昭和27)年に開発した「甘古呂餅飴」が大ヒット。
1999(平成11)年には最新設備を導入した工場・社屋を新設し、県内最大規模の生産ラインを確立しました。
「安心と信頼」をモットーにふるさとのものづくりに取り組んでいます。